こんばんは。たくみ整骨院・整体院です。
本日は「TFCC損傷」という疾患について書いていきます。
まず、このTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)という疾患名をお聞きになられたことはありますでしょうか。
簡単に言えば,頑固な手首の痛み,特に手首の小指側の痛みが酷いというものです。
TFCCとは「三角線維軟骨を中心として三角靱帯,橈尺靱帯,尺骨月状骨靱帯,尺骨三角骨靱帯等の周囲の靱帯組織からなる尺側手関節支持の要の線維軟骨
靱帯複合体である。」と説明されますが,要するに手首外側の安定性を保っている複合体ということです。
TFCCは尺骨と手根骨の間のクッションとして手首の関節の安定性を保つのに重要な器官です。
よく手関節の捻挫と間違えられる事が多く、痛みの状態によりますが、しっかりとした鑑別が必要です。
また、治るまで時間がかかる場合があり、中々痛みがとれない・同じ場所がしくしく痛む・スッキリしない等の症状が
長引くこともありますので、そのような場合は一度、たくみ整骨院・整体院までお越しください。
主な原因は、テニス、バトミントンなどの手首に負担がかかるスポーツや仕事をされている方に多く、また転倒された時に
発症しやすいと言われております。
次回は、「症状」と「治療法」について書いていきます。