こんにちは。たくみ整骨院・整体院です。
先日、中年女性の方で「アキレス腱断裂」の患者様がいらっしゃったのですが、
ここ何年かで、ママさんバレーボールを筆頭に、レクリエーションスポーツが活発になり、
それに伴ってこの「アキレス腱断裂」の発生も増加してきました。
受傷年齢も、20代から、40代をピークとした年齢層へと幅広くなり、
前十字靱帯断裂と並んで、スポーツ外傷のなかでは最も重症度が高く、競技復帰には約半年も要します。
そもそも「アキレス腱断裂」とは、テニスやバトミントンで前にダッシュしたときや,
バレーボールでジャンプしたときに受傷します.
受傷時の衝撃は,“踵を蹴られた!”、“ボールが当たった!”という感じだといいます.
ストレッチング不足が原因と考えられますが,ストレッチを行っていたにも関わらず断裂する場合もあります。
治療法は保存療法と手術療法の2つに分けられます。
手術療法は、スポーツ選手などにお勧めする治療です。手術療法は回復が早く、
再断裂をしにくいのでスポーツ選手のほとんどは手術療法を選択します。
一方、保存療法はどちらかというと、スポーツをあまりしない一般の方向けの治療方法です。
定期的に通院して超音波などでアキレス腱の修復状況を見ながら,しっかりと自己管理できるので、
手術をして大変なリハビリをやるよりも、自分の回復に合わせてしっかり治療していく、保存療法も大切と言えます。