
いよいよ今週末、新潟シティマラソンですね!
当院にも、大会に向けて多くのランナー様がメンテナンスやコンディショニングに来院されています。
そこで患者様とお話ししていると、「大会前のカーボローディング」のやり方にかなり個人差があり、中には「昔ながらの方法で無理をして胃腸を痛めてしまったり当日パフォーマンスをかえって悪化させてしまった方」が意外と多い印象を受けました。
もちろん体質や経験による個人差はありますが、スポーツ医学・栄養学が進歩した「現代の失敗しないカーボローディングの新常識」をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
💡 なぜ「1週間前からのドカ食い」はおすすめしないのか?
「レース1週間前からパスタやご飯を山盛り食べる」という古典的な方法は、一般ランナーにとってはデメリットの方が大きくなりがちです。
胃腸への大きな負担
急に食べる量を増やすと消化器に疲労が溜まり、当日の胃もたれやレース中の差し込み腹痛・下痢の原因になります。
水分を溜め込んで「体重増(重労働化)」
糖質は1gあたり約3gの水分と結合して体内に蓄えられます。過剰に詰め込むと1〜2kg体重が増え、かえって体が重くなってしまいます。
🏃♂️ 現代の主流!「1〜2日前・集中型」の3つのポイント
今は無理に1週間かける必要はありません。「レース前日〜2日前(24〜48時間前)」の調整で十分エネルギーは満タンになります。
① 量を増やすのではなく「主食の割合」を増やす
全体の食事量を無理に増やす(ドカ食いする)のではなく、おかず(脂質や食物繊維)を少し控えめにして、その分ご飯・うどん・お餅などの炭水化物を主役にするイメージです。普段通りの「腹八分目」を守りましょう。
② 消化に悪いものは避ける
生もの、揚げ物(脂っこいもの)、食物繊維が極端に多い野菜などは、前日〜当日の朝は控えて胃腸を休ませてあげましょう。
③「レース中のジェル補給」とセットで考える
現代は高品質なエナジージェルが充実しています。体内に無理やり詰め込んで走らなくても、「レース中、45分〜1時間おきに定期補給する」ことでガス欠はしっかり防げます。
⚠️【最重要】ジェルを飲むときは必ず「真水(Water)」で!
給水所でやりがちなのが、「ジェルをスポーツドリンクで流し込む」というミスです。
なぜスポドリだとダメなのか?
高濃度のジェルと、糖分の入ったスポーツドリンクが胃の中で合流すると、「超ドロドロの超高濃度(高浸透圧)」になります。すると体はそれを薄めようとして、血管から胃腸の中へ大量の水分を引き込んでしまい、急激な脱水症状や激しい胃痛・下痢(差し込み腹痛)を引き起こします。
胃腸を守る飲み方のコツ
給水所の少し手前でジェルを2〜3回に分けて口に含み、唾液と混ぜながら、給水所では必ず「水」を取ってしっかり胃に流し込んであげること。これだけで後半の胃腸トラブルを劇的に防ぐことができます!
万全のコンディションでスタートラインに立ち、新潟の街を笑顔で駆け抜けられるよう、たくみ整骨院一同、皆様のナイスランを心より応援しております!
「レース前の最終調整」「走り終わった後の疲労回復ケア」もお気軽にご相談くださいね。